12・6浜松・憲法9条の会結成10周年講演会

 

2014年12月6日、浜松市内で浜松・憲法9条の会結成10周年講演会がもたれ、80人が参加した。集会では、杉井静子弁護士が「日本国憲法再確認 平和・くらし・民主主義の危機のなかで改めて考えよう憲法の力」と題して、講演した。

杉井弁護士は、金融資産なしが3割を超えるという貧困の進行を指摘し、第2次安倍政権の下で集団的自衛権が公認され、防衛大綱改定、国家安全保障基本法制定、日本版NSC設置の動きがすすめられるとともに、歴史認識の見直し、特定秘密保護法の強行採決が行われ、憲法の改悪が狙われている現状を示した。

そして、脱原発や秘密保護法反対の運動を強めるとともに、思想信条の違う人々や若い人々との共同をすすめ、対話を重視し、参加型民主主義の大切さを語った。(T