2・19浜松総がかり行動

2023年2月19日、戦争させない・ 9 条壊すな! 総がかり行動浜松実行委員会は板屋町会館で国家安全保障戦略など安保3文書を読む会をもった。
岸田内閣は 2022年 12月 、 国家安全保障戦略 、国家防衛戦略 、防衛力整備計画 など安全保障関係 3文書 を閣議決定し、敵基地攻撃能力を認めたが、その内容を理解するため、この3文書を読み 、学習した 。 その後、浜松駅北口でスタンディングをし、市民に反戦平和を呼びかけた。


○国家としての力の発揮が「国民の決意」によると記されているが、戦争をする決意などない。
○「中国が敵」と決めて、日米での軍事対応をしようとしている。外交、国際協力を進めるべきだ。「台湾有事」を口実としての参戦に反対。
○「専守防衛はこえない」と記しているが、日米共同作戦で米軍の尖兵になるということだ。真逆だ。
○サイバーでも先制攻撃をしかねない。能動的とはこちらから仕掛けるということだ。
○「ハラスメント」の言及するほどハラスメントの組織であり、人員確保に汲々としている。軍事行為、戦争行為自体がハラスメントだ。
○市民の声を無視し、戦争にひたむきに走っている感がする。許しがたい。好戦的な文書だ。
○国税を軍需産業に流すための言い訳が記されている。市民の命など守れない。43兆円を軍需産業への宣言。
○国家安保戦略とは、国民の生命・財産を守るものではなく、国家と資本のための戦略だ。
○武力攻撃の危険性はアメリカからもたらされる情報だ。相手国の基地だけでなく攻撃することになる。
○武力行使の3要件が前提とされているが、それは2014年にアベが閣議決定した存立危機や同盟国との集団的自衛権行使の意である。
○軍司令部の地下化というが、国民は地上に置き去りになる。
○大転換の文書。事前に反撃すれば先制攻撃にもなる。報復攻撃も当然ある。島嶼部のみならず日本列島全体へと波及する。
○アメリカの安保戦略に従った文書。アメリカに書かされたような内容だ。宇宙領域まで戦場にする。
○戦争したくてしようがないというトーンだ。だが、戦争を継続すれば貿易は途絶えて食糧はなく、資源もなく、原発を攻撃されれば汚染されるのに。
○2015年戦争法での重要影響事態での米軍支援、存立危機事態での集団的自衛権行使を具体的に行うためのシステム作りだ。
○かつての「帝国国防方針」もこのような3文書だった。あらたな国家総動員のための法制がすすんでいくとみられる。
○今後は日米防衛協力指針のこの戦略での再改定、自衛隊法改定などいくつもの軍拡の動きがある。NO!の声をあげて行こう。       (t)
                                         


2・19静岡市での行動          

軍拡・大増税・改憲より暮らし・平和が大切!

2月19日(日)、戦争をさせない1000人委員会・静岡主催の「19日行動」がJR静岡駅北口地下通路で行われ、約15名が参加した。
ロシアのウクライナ戦争、中国の気球、北朝鮮のミサイル実験・・・改憲勢力はここぞとばかり危機を煽り、軍拡・大増税・改憲の動きを強めている。岸田首相は敵基地攻撃能力保有、軍事費の大幅増、そのための増税を閣議決定し、それをアメリカ・バイデン大統領に手土産で渡して得意顔!一方、国民には「丁寧に説明」と口先だけ言って増税をゴリ押ししようとしている。この物価高の中、庶民は一円でも節約しようと苦しんでいるのに・・・



・税金は戦争準備のためではなく、暮らしと平和を守るために使われるべきだ!

・軍事力強化で国家間の対立を煽るのではなく、軍縮を呼びかけ、平和外交の流れを作るべきだ!

・食料、エネルギーなど日本は外国からの輸入に頼っている。周りの国と仲良く付き合うことしか日本の生き延びる道はない!

 この日の「19日行動」は、メンバーたちが上記の内容が書かれたビラを道行く人たちに配り、「軍拡ではなく、平和外交による安全保障を!」と大書した横断幕を持ってアピールした。
来月の「19日行動」はアピール行動の後、市内をデモ行進する。多くの方の参加を!3/19(日)13:30~アピール行動(JR静岡駅北口通路)/14:00~市内デモ(パルコ前出発)                              (I)