3・10県ネット、静岡県と中部電力静岡支店に要請行動

 2023年3月10日、浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワークは静岡県知事と中部電力静岡支店への要請行動に取り組んだ。

 静岡県知事に対しては、岸田政権の原発回帰政策への県の対応、県の防災原子力学術会議での浜岡原発再稼働の議論、浜岡での原発新規建て替え、中電による広域避難計画の作成、県による乾式貯蔵実行への働きかけ、新たな安全協定締結、廃炉作業の安全性、汚染水放出への反対などを要請した。

 中電静岡支店へは、防波壁22メートルよりも高い津波22.7メートルへの対応、10年以上停止している4号機の安全性、実効ある避難の不可能性、解体工事など核のゴミの処理方法などを質問した。やめまい!原発・浜松も県ネットの要請書に続いて、提出した。

 

やめまい!原発浜松の要請書

2023年3月10日

中部電力社長様                                          

 

浜岡原発の廃炉を求める要請書

                         やめまい原発・浜松

 

 福島第1原発事故から12年、日本政府と電力会社はいまもその責任を取ろうとしません。

日本政府は、事故がいまも収束せず、深刻な放射能汚染があるにもかかわらず、復興や帰還を宣伝しています。実害を風評の言葉でごまかしています。汚染水を海洋放出しようとしています。さらにGXの名で、原発再稼働、再設置、稼働期間の延長を画策しています。

 中部電力は、浜岡3・4号機の再稼働にむけて、政府・規制委員会に再稼働を申請しています。メディアを使って原発の安全を宣伝しています。莫大な費用を投じて防潮壁をつくりましたが、高さが足りていません。2020年には浜岡原発内に新たに核燃料を運び込みました。

浜岡原発は大地震の震源の上にあり、その再稼働は大事故につながります。4つのプレートが重なり合う地震国での原発の稼働はそもそも無理です。浜岡原発の下にあるH断層系が活断層の可能性も強いのです。

中部電力の目先の利潤の追求が、市民の生存と生活を奪う結果を招いてなりません。浜岡原発の再稼働計画を中止し、廃炉をすすめるときです。

 

1 浜岡原発3・4号機の再稼働申請を撤回し、廃炉を決定すること

2 原発に反対する市民との対話に応じること

3 原発の安全を宣伝する新聞広告や原子力講演会を中止すること

4 旧浜岡町や佐倉地区対策協議会に渡した裏金のすべてを公表すること

5 H断層系に関する資料を市民に公開すること

6 独占的なカルテルや資料の閲覧などの不正行為を中止すること