5・1静岡県中部地区メーデー

2023年5月1日、静岡市青葉公園で、静岡県中部地区メーデーが開催され、80人が参加した。
最初に主催者の静岡県労働組合共闘会議の鈴木英夫さんが挨拶した。鈴木さんは中小・零細の現場労働者の先頭に立って闘っていく決意を述べ、改憲と原発再稼働に反対の意思を示した。挨拶の後、立憲民主党、社会民主党、新社会党、緑の党の代表が話した。、途中、袴田ひで子さんが袴田厳の再審無罪を訴えた。続いて、空港はいらない県民の会、浜岡原発を考える静岡ネット、共通番号制度を考える会、戦争をさせない1000人委員会、沖縄を語る会などが市民運動の活動を報告した。労働組合からは遠州労働者連帯ユニオン、静岡ふれあいユニオン、郵政産業労働者ユニオン、全日本建設運輸連帯労働組合、三島ふれあいユニオンが組合の現状を報告した。最後に集会アピールを採択し、静岡市内をデモした。
 
浜松では浜松城公園でメーデーが開催された。集会での「スーパーシティを考える会」の発言の趣旨は以下である。
今年2月、浜松市役所はマイナンバーの申請の人で大変混雑していました。この中にもマイナンバーを申請し、取得した方もおられるかと思います。けれども、マイナンバーを申請した人も、しなかった人も「マイナ保険証」はこれからどうなっていくのだろうか、多く疑問があると思います。日本政府は不都合なことは何も説明してくれません。保険証、金融口座に対する紐付け、そのあと「キャッシュレス決済(顔認証)」、「運転免許証(顔写真)」も計画されています。「超監視社会」はすぐそこまで来ています。私たちの個人情報を民間企業ができる限り使いやすくして、金儲けのタネにしようというのが今回のデジタル化の大きな目的です。その手始めが「マイナ保険証」です。個人情報を保護しようとする姿勢のない日本政府に、このまま任せておくわけにはいきません。