6・19浜松総がかり行動


 2023年6月19日、戦争させない9条壊すな浜松総がかり行動が取り組まれ、15人が参加した。軍需産業を政府が支え、武器を輸出し、軍事費を増額する。原発の再稼働を進め、稼働期間を延長する。市民への監視を進め、マイナンバーに情報をを集約する。戦争継続能力を高め、出入国管理を強める。岸田政権下では、悪法が次々と通過した。これに対し、参加した市民は戦争態勢NO!憲法改悪NO!の声をあげた。
●トマホークミサイルは1発4億円ほどであり、それを500発買えば、2000億円。他に買うべきもがたくさんある。
●SM3ブロックⅡAは1発47億円ほどという。アメリカの兵器の爆買いはやめてほしい。
●沖縄へのミサイル配備がすすんでいる。台湾有事は沖縄有事であり、沖縄の戦場化がすすんでいる。沖縄を戦場にするな!
●国内でのミサイル製造計画も進んでる。射程距離1000キロも想定されている。日本全土が戦場化するとうことだ。
●植民地とし、皇民化したした歴史が反省されていない。植民地化を正当化する言説が流されている。
●継戦能力の名で弾薬庫が各地に建設される。武器輸出も防衛装備移転の名で進む。止めたい。
●練馬では右翼が集会会場に乱入して、市民が足を骨折した。許せない行為だ。
●宇宙も戦場にするという。終末のような戦争マシンに従属した風景だ。反戦の声を!

静岡の6・19行動

6月19日、「戦争をさせない1000人委員会・静岡」主催の「19日行動」がJR静岡駅北口地下通路で開かれた。参加14名。

 主催者はビラを配りながら、国会末期に衆議院本会議で成立した防衛財源法に対しての批判を通行人に訴えた。防衛費確保には積極的な政府が「異次元の少子化対策」への財源を示さず先送りにする、あるいは続く物価高の中で低い賃金水準のままの苦しい市民の暮らしに手を差し伸べないなど、およそ市民の感覚とはかけ離れた政治に怒りの声をあげた。ビラの受け取りは良いとは言えないが、中には参加者に声を掛けてゆく若者たちもいて、地道だが声を上げ続けていく必要を感じた。

 「異次元」の軍拡、南西諸島への自衛隊の配備、原発回帰、うやむやのままの統一教会問題、G7開催によるヒロシマの政治利用(被団協はG7の「広島ビジョン」を「私たちの思いを全くないがしろにした」と批判)、入管法改訂、強引なマイナンバーカード導入など、岸田政権のやってきたことはクーデターに等しい。問題はそれに対抗する野党、そして市民の力が弱いことだ。

この状態が続けば改憲のハードルはそれだけ低くなる。運動する側の危機感が問われている。(I)