07・1・28
郵政クビ切り物語上映会 浜松
映画の感想
●裁判に立ち上がったユウメイトの言葉が印象に残った。4.28被処分者の言葉も。たたかいに起った人はなんて輝いているんだろう。周りの人を大切にし、働く仲間を大事に思う、こういう当たり前のことを当たり前にできる人たちはいつも輝いている。(I)
●この間のたたかいが映像に収められている。ここに映っていない自分とは果たして何なのか、と反省。 (I)
●ユウメイト裁判の原告の想いは自分に重なるものがありました。『組合って怖いもの?』いざ助けを求めたら、確かに損得抜きで動いてくれる心優しい人たちの集まりで、これが今のわたしの活動のエネルギーの原点です。これを少しでも伝えていけたらと切に思います。 (O)
●ビラ配布で当局と対決しているところが印象的。「皆でがんばれば」と元気が沸いた。ユウメイトの支援に本気で取り組みたい。 (W)
●組合に助けてもらう、あたたかい言葉をかけられるという経験のほとんどない組合員です。やはり、闘争の原点は自分の中に持つしかない、と思いました。そのような運動を作れということです。 (T)
●1978年の郵政の全逓信労働組合のブツダメ闘争で1979年4・28に解雇処分された人々の闘いの映画。04年6月には高裁で処分取り消し判決を勝ち取った。労働者が当局の言いなりになって解雇労働者を排除したり、労働組合が被解雇者の組合員資格を奪うというようなこの国の姿が映し出される。それに抗して自力自闘の運動をすすめる当該とそれを支援する心熱き気骨ある仲間の姿も。『ここで何か言っておかないと道は開けない』と闘いにたつ労働者、そんな闘いの幾重にも及ぶ交差の上の現在がある。職制に排除され、マイクを奪われそうになりながら『4.28処分を撤回せよ』の叫びは続く。新たな労働組合のユニオン旗も翻る。グローバリゼーションのなかで、労働者同士の際限のない競争が資本と国家によって強められている。いまこそ、労働者を大切にする、仲間や弱き人を助ける、そのような労働組合の思想と運動が大きな一歩を踏みださねばならない。 (T)