● 2・11思想と信教の自由を守る県西部集会
2005年2月11日13時30分
会場 浜松市地域情報センター
講師 窪島誠一郎
「2つの美術館ー生と死の画家たちー」
(無言館・信濃デッサン館館主)
主催2・11集会実行委員会
2005年の集会は約200人が参加した。
講師の窪島さんは信濃デッサン館・無言館の画家を例に生命の大切さを語った。
窪島さんは、無言館の絵には、「絵が描けてうれしい、自分が確かにここに生きている、生きていてうれしい」という声があるとし、「人を愛し、感謝し、その中にかけがえのない自分自身が生きているという実感をこの日本が失ってきたことを告発したい」、「壊れたピアノやもの言わぬモノからその声を聞くことができるのが人間の力であり、言葉で表されていないものからその声を聞くこと」の大切を語りかけた。
この集会では、大学の授業のような講演が多いのですが、今回の話は芸術や人間の生き方についてのもので聞きやすかったと思います。 (T)