浜松・憲法9条の会 結成集会に
         230人が参加
●12月7日(火) 浜松市Uホール23会議室
浜松憲法9条の会
結成の集い
講師小林武(愛知大学教授)
「なぜ憲法9条を手放してはならないのか」


 12月7日浜松市Uホールで浜松憲法第9条の会の結成集会がもたれ230人が参加した。



 浜松では9月から結成の準備がすすめられてきた。
 集会では経過報告の後、講演が行われ、小林武さん(愛知大学)が憲法9条の歴史的意義を語った。
 小林さんは憲法が変えられて、アメリカとともに戦争をする国になろうとしている現状を問い、天皇を「国柄の象徴」とするような自民党の改憲案を批判しつつ、「憲法とは本来人権保障のために国家権力の手を縛るもの」との基本的視点を述べた。
 さらに9条の改憲は、生命よりも国家を第一とすることになるとし、大同団結して憲法の改悪を阻止することを呼びかけた。そして現憲法を維持しながら国民本位の社会を展望することを求めた。

 憲法の改悪を阻止する広範なネットワークの形成が急務である。