改憲を許さない815平和の集い・浜松

 

2007815日、浜松市内で「改憲を許さない815平和の集い」がもたれ、山本義彦さん(静岡大)が「日本国憲法の精神とその背景」の題で講演した。主催は浜松憲法9条の会、参加者は190人。

 山本さんは、改憲派の「押し付け論」や「占領体制打破論」を批判し、日本国憲法には日本での民権運動や自由主義思想が反映されていることを示した。特に清沢洌の自由主義思想を例に、外交とは異なる価値を調整して平和を形成するためのものであり、平和とは現在の日常的な人と人との関係から構築されるべきとし、思想を権力で統制することの誤りを論じた。                              (T