〜2000年7月4日 宮城県松島基地所属T4ブルーインパルス事故〜
7/4 松島T2ブルーインパルス2機 金華山沖墜落2人死亡
空間識失調による
3/22 松島基地T2女川町山林に墜落・女川原発から9.5キロ
内規に違反し悪天候下での訓練  12日後に訓練再開
4/ 松島基地、飛行訓練コースを公表
女川原発半径3.6キロ以内は飛行しないことを強調
/ 原子力発電を考える石巻市民の会(以下市民の会)、飛行禁止区域の大幅拡大を申し入れ
/ 東北電力、基地に安全運行の徹底要望
4/5 市民の会、運輸省航空局(管制保安部管制課・空域調整整備室)に訓練空域を調査要請
4/23 ブルーインパルス、矢本町の滝山さくら祭で公開飛行 鳴瀬町は中止要請
6/10 女川原発“小さく重いエンジンはスピードと重量で壁をつぶす。真上には防壁なし”
(石巻かほくの記事)
7/4 T4ブルーインパルス2機山腹激突10:16AM(牡鹿町泊浜裏山)3人死亡
女川原発から4.5キロ/霧の中/コークスクリュー訓練後かえる途中
女川飛行制限空域侵入(約400メートルの低空)
矢本町 基地周辺自治体連絡協
7/5 T4墜落確認 林野庁立入調査 自治体に“光山山頂付近”と連絡
女川など自治体首長、反発
基地側記者会見 “原発をさける規則を守るう回ルートでの事故”“3.6キロの外”
“上空2千フィートは守られている”
7/17 市民の会 光山山頂を踏査・発見しえず
7/25.27 市民の会 泊浜裏山調査
7/27 市民の会 松島基地へ申し入れ、墜落地点の公表を要求
8/1 基地、3月の事故の調査報告と7月の事故の中間報告発表
県、墜落地点の情報がないため、基地側に説明を要請
8/2 社民党調査団、市民の会、現地調査 幅10メートル長さ300メートルの茶色のじゅうたん状の墜落跡確認
原発制限空域通過の可能性発見
基地に対し墜落地点の公表(飛行ルート、訓練内容、急降下原因なども)要求
8/3 基地側、正確な墜落地点を公表(県へ)
8/10 防衛庁、関係市町に「松島での飛行安全確保態勢」提出
原発3.6キロ区域内での飛行を認める
河北新報「3.6キロ内高度810メートルで進入、約25秒間、高度390メートルで圏外へ」と取材
8/22 市民の会、県に訓練空域廃止、訓練再開停止、女川原発運転中止、発表の検証、フライトレコーダーの公開などを要求
8/24 基地周辺自治体連絡協議会、T4飛行訓練の再開認めず
9/5 連絡協、T4の飛行再開容認
9/ 科学技術庁、F2三沢配備に伴う航空機防護設計の評価基準に関するレポート作成
9/16 仙台放送、ブルーインパルス墜落事故特番
9/20 市民の会、矢本町長に質問状
9/21 防衛施設庁、県知事を訪問
10/4 市民の会、知事に要請(飛行再開要請拒否、訓練空域設定取消、陸での展示飛行訓練の中止)
10/31 基地「事故調査結果概要」発表〜訓練空域外から訓練空域からの機関、地形みまちがえた
12/15 週刊金曜日「なぜブルーインパルスは飛べなくなった」(日下郁郎)
12/25 市民の会、県知事申入[事故の文書報告(“飛び出し”や進入高度、原発への接近距離)、運輸省の訓練許可取消、金華山全域での訓練空域の除外]
/ 石巻市、ブルーインパルスの退去と市街地上空での飛行訓練の中止を申し入れ
*原発の航空機対策、国の安全審査のあり方
有事立法〜首相の緊急事態への協力義務づけ
命令違反、6ヶ月以下の懲役・30万円以下の罰金
警官・自衛官指示不服従〜拘留・10万円以下の罰金
(文責:NO!AWACSの会・原子力発電を考える石巻市民の会資料から作成
                   2001.1.25)