空自浜松広報館2周年イベントに対する抗議・要請書 |
●2001年4月8日
以下を広報館事務室前に行って直接手渡そうとしました。 係官は受け取ろうとしないので事務室前の窓口においてきました。 無事、館内において、市民の声を広報担当者に伝えることができました。 係官はだいぶ疲れたかもしれませんが、子どもに軍事宣伝をするなと いう声は必要だと思いました。 防衛庁長官様 空自浜松広報館館長樣 空自浜松広報館2周年イベントに対する抗議・要請書 2001年 4 月8日 NO!AWACSの会浜松 1999年4月に開館した空自浜松広報館が2001年4月で2年を迎えます。 広報館では、こどもたちに戦闘服を着せて写真をとらせたり、軍用機シュミ レーションなどの体験をさせて、戦争を賛美し戦争に慣れさせる展示をしてい ます。わたしたちはこのような広報館展示の中止を再三要請してきま した。 しかし、改善はなされず、こうした展示物は増えつづけています。 日本国憲法は「恒久の平和」をもとめ、「崇高な理念」のもとでの戦争放棄 と戦力不保持を規定しています。この精神は現代の平和建設への大切な指 針です。広報館の展示はこの精神に反しています 平和は「殺さない・殺されない」という関係で人間の尊厳を維持しようとする 市民の活動から始まります。「殺す・殺される」という戦争の論理を前提にし て展示する浜松広報館のありかたは、市民の平和を求めての地道な営みを 蹂躙するものです。 こどもたちを戦闘行為へと誘惑してはいけませ ん。 わたしたちは「殺す・殺される」という戦闘行為を、戦闘服やシュミレーション で楽しく体験させようとする浜松広報館の展示行為に断固とした抗議の意思 を示すものです。 今回のような記念事業は中止し、軍用機・兵器を展示したり、子供に戦闘服 を着せたり、軍用機のシュミレーションをさせるなどの広報館の事業の一切を 中止することを、ここに強く要請します。 なお、最近、浜松基地は基地周辺のフェンスを白いパネルなどで被い内部を 市民から見えないようにし、監視カメラで外部を覗いています。AWACSの日米 共同訓練での海外派兵の計画・F2の配備・空中給油機の配備計画にみられ るように浜松基地の派兵拠点としての強化はすすむ一方です。 軍事文化に触れさせて市民を操ろうとする愚行はいますぐやめるべきです。 |