以下を送付しました。自治体の長として、軍事に頼らない運営を進めてください。
自衛隊からの軍事的支援については慎重に対応し、断ってください。   
県知事には県国際室専門幹を通じ渡した。
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日本国首相様              2002年4月25日
防衛庁長官様 
静岡県知事様            NO!AWACSの会浜松
浜松市長様 


サッカーワールドカップでの自衛隊の軍事展開とAWACSの運用計画の中止を求める要請書

 

政府・防衛庁はワールドカップ国内警備を口実に自衛隊の対処方針を固めました。その内容は10会場上空を監視してのAWACSの飛行、自衛隊による在日米軍基地の警備強化、P3C哨戒機による海上監視、化学生物兵器対応部隊の待機などです。

 一方米軍は朝鮮半島地域にAWACSや空母を配置し、偵察機・偵察衛星による朝鮮北部の監視の強化、特殊部隊の待機、化学生物兵器探知装置の使用などを行うといいます。

 このようなワールドカップでの日米の軍事展開はワールドカップを「有事」と想定しての日米共同演習の様相を呈しています。ワールドカップは「有事」なのでしょうか。日本と韓国の民衆はアジアに『有事』や軍拡を持ち込むことを求めているのではありません。

私たちは「ワールドカップに軍隊はいらない」と考えます。このような軍事展開はアジアの緊張をますばかりです。私たちはワールドカップを口実とした、軍事行動計画の撤回を強く願います。また、ブルーインパルスの展示飛行計画も中止すべきです。
 

 私たちは浜松の平和を願う市民団体として政府・防衛庁が、ワールドカップを利用して自衛隊を使用することの中止を求めるとともに、浜松基地のAWACSのワールドカップへの運用計画の中止をここに要請します。