米軍によるイラク攻撃の準備がすすめられるなか、10月5日浜松駅前の空爆で生き残った市民の木の前に集まり、キャンドル、横断幕、三線の演奏、チラシ配布などで、平和の表現をおこなった(参加10人)。10月5日から8日にかけて、アジア各地で取り組まれる反戦行動の一環としての取組である。国際反戦デーの10月21日にも反戦平和を呼びかけた(17人参加)。
有事法制定の動きが強まる中で、4月末から平和行動を浜松駅前で取り組んできた。4.26、12人、5.18,8人、6.1、8人、6.8,8人、6.15、5人、6.22,7人、6.29,5人の仲間が参加。
三線の音色に誘われ、老人ホームで弾き語りをしているという人、フォルクローレが好きなおじさん、津軽三味線を学んでいる女子高生などがよってきて、「花」を共に歌ったり、沖縄の話、有事法の話をした。「梅香里」映画会や満月祭りに参加してくれた人もいた。老いた女性は「私も反対さ。備えなんていらない。私の女学校のころは戦争だった。もうこりごりだわ。」とチラシを受取ながらしゃべった。ある野宿者は、「クーデターはいらん。金をくれ」といった。
駅前の平和アピールへの参加を呼びかけます。 (T)
10月5日(土)夕方5時30分を過ぎると周りも暗くなり始めた。浜松市民の木の前広場でキャンドルをともし、イラク・アフガン攻撃をやめろ!10.5浜松行動は始まった。
三線の音は沖縄の心を表し、市民も耳を傾ける。今日の行動に参加した10名は、口々に戦争に反対しよう!有事法制の制定に反対しよう!イラク・アフガンへの攻撃に反対しよう!と市民に訴えチラシを配った。三線の音にリズムをとりながら、チラシをよむ人、「がんばって」と声をかけていく人、横断幕をみながらまたチラシをじっと読んでいる人など、さまざまだ。アメリカの「9.11テロ」を名目にする報復戦争から1年がたつが、いまだにアフガンへの空爆はおわらない、アフガンの人々は恐怖にさらされ、生存権も奪われている。そして、ブッシュはアメリカ=自由主義と宣伝し、それを守るために「悪の枢軸国」をつくりあげ、先制攻撃をしかけようと準備している。残念ながら日本は先導をきってそれを支持している。わたしたちは、殺すことも、殺されることも拒否する。暴力による解決は絶対にありえず、さらなる暴力の連鎖を生むだけだ。今後もさまざまな表現で、反戦・平和を訴え続けていく。