浜松基地からの第7次派兵に抗議


日本国首相様                       2004年10月16日

浜松基地司令様                     NO!AWACSの会浜松

                            人権平和・浜松

 

浜松基地からの第7次イラク派兵に抗議しイラクからの撤兵を求める要請書

 

 2004年10月8日浜松基地からイラク派兵要員2人が出発しました。この派兵は第4期のイラク派兵にあたり、浜松基地からは通算7次目の派兵となります。またさらに数人が派兵されるともいいます。わたしたちはこの派兵に抗議し、イラクからの全部隊の即時撤兵を求めます。

 アメリカではアメリカ政府のイラク調査団が大量破壊兵器はなかったとする最終報告書を出しました。アメリカによるイラク戦争の口実が嘘であったことが明らかになったのです。オランダは撤兵を予定しています。にもかかわらず、政府は、12月にはイラク派兵「基本計画」を拡大延長し、派兵人員を600人から1000人とし、ヘリまで送ると報道されています。空自はクウェートからイラクへと米兵・米軍物資を輸送し続けています。また11月13日から第4期の部隊として東北の陸上自衛隊をイラクへと派兵しようとしています。浜松からも派兵を繰り返しています。

 わたしたちは首相が即時の撤兵をおこない、基地司令が撤兵を求める要請を上部に具申することをここに要請します。

 




   浜松基地からの第6次イラク派兵に抗議



日本国首相様・浜松基地司令様        2004年9月17日

                    NO!AWACSの会浜松

浜松基地からの第6派の派兵に抗議しイラクからの撤兵を求める要請書

 9月17日浜松基地から第6派の3人がイラクに向けて浜松基地を出発しました。浜松基地からイラクへ派兵された隊員は計25人となります。

 航空自衛隊はイラクで米兵や彼らの装備をも輸送しています。これはイラク占領の支援です。即撤兵すべきであると考えます。アメリカは戦争の口実とした大量破壊兵器の発見を断念する発言をはじめました。まさに「戦争の根拠」が崩れています。政府はイラク戦争の支持とイラクへの派兵を見直すべきです。

 一方、政府防衛庁は防衛計画の大綱の改定を進めるなか、海外派兵を本格任務へと格上げしようとしています。この作業は海外派兵を恒常化することになります。そのような計画は中止すべきです。

 なお、浜松市では10月から騒音等についての環境条例が施行されます。基地祭の数日前は、軍用機の騒音で浜松の空は戦場のようです。今回の基地祭では11時から1時間余にわたり米軍機の曲技飛行隊まで飛行するといいます。飛行するF16の騒音は大きなものであり、F16はイラクで空爆を繰り返している侵略の軍用機でもあります。基地祭による騒音は市の環境条例に反するものです。9月はじめ沖縄嘉手納基地では反対の声によって、この飛行の実施は中止となっています。浜松基地でのブルーインパルスの曲技飛行と米軍機の曲技飛行の中止をここに求めます。

 イラク派兵の続行と曲技飛行の実行に対して、10月3日10時に浜松基地へと要請
に行きますので、担当者が対応することを要請します。