日本国首相様 人権平和・浜松
浜松基地司令様 NO!AWACSの会
浜松基地からの11次のイラク派兵に抗議し、
即時の撤兵を求める要請書
2005年4月15日、浜松基地からイラク派兵要員4人が小牧に向かい、4月18日第6次要員(後期分)79人の一員として中部国際空港から派兵されました。浜松基地からは11次の派兵になり、すでに、浜松からは40人余が派兵されました。
すでに空自はイラクで130回・220トン余の物資を輸送したといいますが、その中には米兵や米軍物資が含まれます。自衛隊のイラク派兵は米軍の要求によるものであり、その本質は米軍の後方支援です。
このような派兵は即中止し、撤兵することをここに求めます。また新空港の軍事利用の中止を求めます。
最近では教科書問題や靖国問題をきっかけにアジアで反日の行動が起きるようになりました。かつてアジアを侵略し、その戦争犯罪をいまも隠蔽し、その責任を被害者個人にきちんと取る姿勢を示すことをせず、さらに、新たな派兵を繰り返すようになった日本の姿は、アジアの民衆にとっては新たな脅威となり、新たな憤りを生んでいます。底流にあるこの日本への感情を理解すべきです。
首相においては撤兵を決断すること、司令においては派兵中止の具申をおこなうことをここに要請します。