12月4日(日)
浜松基地航空祭
11時から基地へと要請
NO!派兵 NO!PAC3 NO!ブルーインパルスの3点で要請
今年の基地祭では正門での警備が増え、警務隊員が迷彩戦闘服姿で警備にあたり、威圧を加えていました。これまでにない風景でした。派兵のくり返しがもたらしたものです。
2005年12月4日
日本国首相様 浜松基地司令様
人権平和浜松、NO!AWACSの会
浜松基地からの派兵の抗議しイラクからの撤兵を求め、
基地祭の中止を求める要請書
2005年10月31日浜松基地から第14派の2人が派兵されるなど浜松からの派兵が続いています。これは空自のイラク第8期派兵分にあたります。政府は2006年前半に陸上自衛隊が撤兵しても、米国の自衛隊派兵の継続要求を受けて、空自の輸送を続け、輸送先の拡大も検討する方針といいます。このことは浜松がさらに派兵の拠点となっていくことを意味します。わたしたちは今回の派兵に抗議し、派兵延長計画の撤回を求め、イラクからの撤兵を求めます。
米軍の再編と日本の軍拡のなかで、新型パトリオット(PAC3)が浜松に配備されようとしています。またAWACSは海外での米軍との共同訓練を繰り返しています。AWACSはいりません。このような軍拡と共同訓練は中止すべきです。
軍拡とイラク派兵という戦時の中で、浜松基地の航空祭がおこなわれてきました。エアフェスタなどといってはいますが、航空祭の本質は軍事的宣撫工作です。戦争国家に向かうなかでの航空祭は軍事組織と戦争を賛美する流れをつくるための宣伝活動です。米軍用機の飛来も、ブルーインパルスの戦技飛行もその一環です。基地祭前の浜松の空には、低空飛行の轟音が響き渡り、住宅地は深刻な騒音被害を受けます。今年の小牧基地祭では市・市民の抗議によりブルーインパルスの飛行は中止になりました。かつて墜落したブルーインパルスの飛行中止を求める市民も数多いことを理解すべきです。基地祭はおこなう必要がありません。中止を要請します。
いま、憲法を改めて、第九条2項を削除しようと声高に叫んでいる人々がいます。これらの人々は自衛官を美辞麗句で戦場へとおくりこみ、死者をつみあげて利益を得ようとしています。自衛官の生命を守ってきたのは第九条2項です。憲法改悪につながる動きを止めるべきです。
以上要請します。
参考 静岡新聞2005・12・05記事 |
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