日本国首相様                  2005年12月8日

                     

 人権平和浜松 、NO!AWACSの会

        イラク派兵延長に抗議し即時撤兵を求める要請書

 

2005年12月8日、政府は閣議でイラク派兵の一年延長を決定しました。それは国際法に反するイラク戦争と占領を支援し、日本国憲法に反する海外派兵を継続するものです。「イラク復興支援」は米軍支援を隠す表現です。延長決定は撤回すべきであり、イラクからすぐに撤兵すべきです。

既に浜松基地からは8期分のべ14派にわたる派兵がおこなわれています。これは浜松を派兵の拠点とするものであり、平和な街づくりを求める市民の願いに反するものです。また、来年8月までの陸自の撤兵計画も報道されていますが、空自に関しては輸送を継続するといいます。このことは浜松からの派兵がさらにおこなわれるということです。

私たちは浜松を派兵の拠点とさせないためにも、即時の撤兵をここに要請します。

なお、イタリア国営放送RAIがファルージャでの米軍の白燐弾の使用を報道しています。このような大量破壊兵器を使って戦争をおこなう米軍を支援してはなりません。以下にリンクを示します。戦争の実態について閣僚と学習することを勧めます。

http://www.rainews24.rai.it/ran24/inchiesta/body.asp
ビデオ英語版 http://www.rainews24.rai.it/ran24/inchiesta/video/fallujah_ING.wmv