日本国首相様 浜松基地司令様 ２００５年１２月２７日
人権平和浜松 NO!AWACSの会
浜松基地からの第１５次イラク派兵に抗議し、
浜松基地へのT４訓練機７機移転とPAC３ミサイル導入などの
中止を求める要請書
２００５年１２月１６日浜松基地から浜松第１５次にあたるイラク派兵要員６人が派兵されました。この派兵に抗議し、即時の撤兵をここに求めます。
また、１２月２０日にもたれた浜松市基地対策協議会代表委員会において、防衛庁は浜松基地に芦屋基地からT４訓練機７機を移設することを通知しました。それにより騒音は１５パーセントも増加するといいます。さらにこの秋には、浜松基地への新型パトリオットPAC3の配備計画が報道されました。他方、浜松基地のAWACSは２０００年以来、日米共同訓練に投入され、グアムやアラスカにも派兵されてきました。これらの動きは浜松基地の強化であり、日米の共同作戦をいっそうすすめる動きにほかなりません。
PAC3の導入は、アメリカが先制攻撃をおこなうことを踏まえての配備にほかなりません。そのようなミサイルの浜松への配備は必要ありません。地上でのPAC３配備はイージス艦配備による迎撃とともにミサイル防衛（MD）計画の中心です。このMD計画には膨大な軍事費が投入されます。これはアジアでの軍事的緊張をたかめるとともに税の無駄使いです。MD計画の推進は中止すべきであり、その象徴であるPAC3はいりません。
浜松第１５次派兵直前の１４日、ブッシュは大量破壊兵器をめぐる情報の誤りとその責任を認めました。ついに自らがはじめたイラク戦争の口実が誤りであることを認めたのです。この戦争の誤りが明らかになったのです。自衛隊のイラク派兵は、この誤った戦争を継続する米軍を支援するものです。そのような戦争をすすめる米軍を支援する必要はありません。すぐに撤退すべきです。
ところが、
すでに戦争の口実は破綻しました。米軍を支援する必要は全くありません。空自は｢復興支援｣の口実で米軍等の輸送をおこなうべきではありません。今すぐ撤退すべきです。また基地の軍事的な強化をすすめるべきではなく、軍縮が必要です。
基地司令においては、イラク派兵の中止・撤兵および基地の軍事強化の中止を上申するよう要請します。
首相においては、イラクからの撤兵を決定し、軍縮をすすめることを要請します。
浜松市長様 静岡県知事様 ２００５年１２月２７日
人権平和浜松 NO!AWACSの会
イラク派兵、浜松基地への訓練機７機移転、
PAC３ミサイル導入などについて、
政府に中止を要請することを求める要請書
２００５年１２月１６日浜松基地から浜松第１５次にあたるイラク派兵要員６人が派兵されました。また富士学校からもイラクに派兵されています。さらに来年はじめには御殿場・板妻などからイラクへと派兵されようとしています。わたしたちはこれらの派兵に抗議し、即時の撤兵を求めています。
１２月２０日にもたれた浜松市基地対策協議会代表委員会において、防衛庁は浜松基地に芦屋基地からT４訓練機７機を移設することを通知しました。それにより騒音は１５パーセントも増加するといいます。さらにこの秋には、浜松基地への新型パトリオットPAC3の配備計画が報道されました。他方、浜松基地のAWACSは２０００年以来、日米共同訓練に投入され、グアムやアラスカにも派兵されてきました。これらの動きは浜松基地の強化であり、日米の共同作戦をいっそうすすめる動きにほかなりません。
PAC3の導入は、アメリカが先制攻撃をおこなうことを踏まえての配備です。地上でのPAC３配備はイージス艦配備による迎撃とともにミサイル防衛（MD）計画の中心です。このMD計画には膨大な軍事費が投入されます。これはアジアでの軍事的緊張をたかめるとともに税の無駄使いです。MD計画の推進は中止すべきであり、その象徴であるPAC3はいらないと考えます。
浜松第１５次派兵直前の１４日、ブッシュは大量破壊兵器をめぐる情報の誤りとその責任を認めました。ついに自らがはじめたイラク戦争の口実が誤りであることを認めたのです。この戦争の誤りが明らかになったのです。自衛隊のイラク派兵は、この誤った戦争を継続する米軍を支援するものです。そのような戦争をすすめる米軍を支援する必要はありません。
ところが、
浜松・富士を再び戦争の拠点にすべきではありません。行政は市民を守る立場からすぐに撤兵すべきことを主張すべきです。
知事・市長が、浜松と富士・御殿場からのイラク派兵の中止・撤兵、
浜松基地へのT４訓練機７機移転の中止、
浜松基地へのPAC３ミサイル導入中止 の３点について政府に要請することを求めます。
以上の要請に対し、文書での回答を求めます。