2008・10・「浜松の戦争遺跡」静岡大学での市民講座
10・18「浜松の戦争遺跡」の講義は、1戦争遺跡の定義、2戦争の歴史と浜松、3浜松の戦争遺跡の調査、4世界各地の戦争遺跡、5戦争遺跡の意義 の順にすすめます。
1戦争遺跡の定義では、日本各地ですすめられている戦争遺跡調査の現状とその定義・種類について解説します。
2戦争の歴史と浜松では、陸軍の航空爆撃隊の拠点となった歴史、派兵の経過や軍需生産の拡大、米軍の空襲関係史料などを紹介し、浜松の戦争遺跡の特質をまとめます。
3浜松の戦争遺跡では、浜松各地に残る戦争遺跡について、陸軍航空基地、浜松空襲関係、戦争死者の追悼碑、強制労働跡などから紹介します。
4世界各地の戦争遺跡では、アジアやヨーロッパでの遺跡の保存について紹介し、史実の継承の課題について考えます。
5戦争遺跡の意義では、1から4の講義をふまえ、まとめます。
10・25「浜松の戦争遺跡を歩く」
「浜松の戦争遺跡を歩く」は、浜松の戦争遺跡のフィールドワークです。歩いて2時間ほどの遺跡めぐりです。
フィールドワークでは、
この見学は、参加者とともに、空襲にあって焼け残った門や修復されて現在もある地蔵を見、碑文から軍事基地と戦争による派兵の実態を読み、各町での戦争死者の実態について学び、市民の平和への想いについて考えるというものです。
フィールドワークのなかで、浜松の他の戦争遺跡についても解説します。