呼びかけ

東京日比谷での年越し派遣村に続き、特に年度末前後の製造業派遣切りに照準を合
わせ、全国各地で派遣村を開催することとなったことはご存じのことかと思います。
 静岡でも、自動車関係など製造業が多い西部地区の浜松市で、法律家の皆さんが中
心になって派遣村を開催することとなりました。

 その名を「トドムンド浜松派遣村」です。トドムンドとはポルトガル語で「みんな」
ということです。浜松は日系ブラジル人が多く、派遣切りで被害にあっている方が既
に数百名以上もいるといわれています。

 日本人であれ外国人であれ、企業が都合によって使い捨てにして、路上に放りだす
ことは許されません。それを追認してきた国の責任も厳しく追及されるべきでしょう。
また、路上に出された人びとを、無保護のまま放置したり、あるいは助けを求めても
追い払い、見殺しにする福祉行政を許すこともできません。 
  
 このような企業と国・地方公共団体の三位一体の違法により職と住居を喪失した被
害者を救済し、その被害を食い止めるのが派遣村の活動です。

 是非皆さんのご支援をお願いします。
 

トドムンド=todo mundo(todo=all   mundo=world)ポルトガル語で「みんな」という意
味です。

トドムンド浜松派遣村
 を開村します。

1.住居を失った、失いそうだ、という方

2.当面の生活費、食べ物がない、という方

3.雇用・労働について相談したい、という方

4.健康について相談したい、という方

5.その他、誰かと話がしたい、という方

  これからの生活を、どう立て直していったら良いのか、と心配な方、

法律・労働・医療・福祉・不動産等、それぞれの分野の専門家が、相談に応じます。

今、職を失い、住むところも失ってしまったとしても、それは決して、その人自身の自己責任で解決する問題ではありません。

私たち一人一人が、できる範囲で、知恵と勇気と力を出し合って、一緒にこの状況を乗り越えましょう!

日時:平成21年3月29日(日)

午前9時から午後5時まで

   3月30日(月) 午前9時から午後3時まで

場所:東ふれあい公園(中区中央 アクト通り東側)

内容: 雇用・労働に関する法律相談

生活保護、就職等生活全般に関する相談

借金の法律相談

健康・保健相談

食料支援

※できるだけ、外国語通訳も準備します。

    

市民のみなさん、企業経営者の方へ 

カンパ・保存食の支援をお願いします!

 ご家庭や職場で準備されている非常食・保存食を、年度末に整理するようなことはありませんか?

ご存じのように、派遣契約の解除や解雇等により、住むところ、食べるものに困っている人々がたくさん居ます。その方々のために提供する食材、保存食等をできるだけ確保したいと思います。下記までお送りいただければ、活用させていただきます。(申し訳ありませんが、賞味期限内のものをお願いします。)

合わせて、カンパもお願いします。

主催者:生活保護支援ネットワーク静岡 代表 布川日佐史

    トドムンド浜松派遣村     村長 榛葉隆雄 

連絡先 090−1742−2043

物資送り先

      浜松市東区半田山五丁目39番24号 司法書士法人浜松総合事務所内

 カンパ受け入れ口座

ゆうちょ銀行 記号12340 番号55455201(ゆうちょ銀行から振込) 

ゆうちょ銀行 二三八支店 普通 5545520(他の銀行等から振込) 

  口座名義   生活保護支援ネットワーク静岡

協力団体(五十音順):雇用とくらし危機突破浜松ネットワーク、
静岡県西部地区労働組合連合、静岡大学教職員組合、人権平和・浜松