2009年9月3日
浜松モザイカルチャー世界博2009協会会長(浜松市長)様
人権平和浜松
浜松モザイカルチャー世界博でのブルーインパルスの飛行中止を求める要請書
浜松モザイカルチャー世界博で9月19日にブルーインパルスの飛行がおこなわれようとしています。私たちはこの飛行の中止を求めます。
もともと「国際モザイカルチャー運動」は「新しい文化の創造と世界平和」を基調としています。そこでは「人と自然のシンフォニー」が語られ、博覧会場は花と緑、創造性や革新性によるアートの展示の場とされています。
ブルーインパルスという日本の軍用機の飛行は、このような平和・自然・アートの場にふさわしくありません。浜松市長を会長とする浜松世界博協会がすすめるブルーインパルスの飛行は、モザイカルチャー運動の新文化と平和の基本精神を破壊するものです。
軍用機の展示飛行という軍事文化によって歓心をもつというありようこそ問われるべきあり、軍用機の展示飛行を求めない創造性や革新性を持つべきです。世界各地からの展示があり、その参加者もいます。浜松の主催者は博覧会で軍用機を飛行させて歓喜する程度の文化と精神であったと思われかねません。
会長である市長が世界博でのブルーインパルスの飛行を即中止することを、ここに要請します。