12・5早乙女勝元浜松講演会
2009年12月5日、浜松のプレスタワーで9条の会浜松地域連絡会が主催して、早乙女勝元さんの講演「憲法と平和と私と」が開催された。
早乙女さんは東京大空襲のDVDを上映したのち、東京大空襲の惨禍と現在の戦争の状況を中心に話した。そこで社会的弱者の立場から考えること、社会的な関心をもち、声を出していくこと、読み書き考えた青年時代の想い、戦後の政府の軍拡とそのごまかし、イラク戦争での「人道支援」が占領支援であることなどを語った。
そしてこれからは、軍事力ではなく対話による時代であり、第9条が人類の道しるべとなるものであるとした。さらに過去からの声と未来への声をふまえて行動し、民主主義の民を取り戻していくことを呼びかけた。
そこには、無念の死を遂げた人々の思いを受け継ぎながら、地域で活動をすすめてきた早乙女さんの熱い思いが感じられた。 (T)