自衛隊フェスティバルinZAZAの中止を!


2010・12・4 市内におかれた軍用車輌

ザザシティ浜松社長様                           2010年12月2日 

                                     NO!AWACSの会

                                     人権平和・浜松 

                         

「自衛隊フェスティバルinZAZA」開催の中止を求める要請書

 2010年12月4日から5日にかけてザザシティ浜松の中央広場などでザザシティ浜松と自衛隊(静岡地方協力本部)の共催で「自衛隊フェスティバルinZAZA」が開催されようとしています。私たちはこのフェスティバルの中止を求めます。

 このフェスティバルは昨年に続き2回目のものですが、その内容は、中央広場に装甲車両や砲を持つ偵察警戒車両などを展示し、炊き出しや迷彩服の試着・写真撮影をおこない、セントラルコートでパネル展や隊員募集をおこなうというものです。これは、ザザシティの営業部長によれば、自衛隊側のPR活動のためのイベント要請をうけて、ザザシティ側が自衛隊にPRの場を提供し、ザザシティへの集客のためのイベントとして設定されたものです。

 浜松は軍都としての歴史をもち、陸軍爆撃の拠点となり、軍需工業も盛んになるなかで、1945年の浜松への米軍による空襲ではザザシティ周辺も大きな被害を受け、多くの市民が殺傷されました。戦後、新憲法の平和主義のもと、1967年には松菱百貨店での自衛隊展には抗議の声もあがりました。近年では浜松基地からもイラクへ派兵されるなど、自衛隊の海外派兵がおこなわれ、新防衛大綱では新たな軍隊としての強化が狙われるに至っています。今回の広報活動はこのような軍隊としての強化をすすめる自衛隊のあらたな広報活動の一環であると考えます。

 今回展示される87式偵察警戒車は砲を持つものであり、走行車輪をキャタピラにかえれば戦車のようなものです。そのような軍用車両を市内の中心部に配置し、その展示によって「すごい車両がドーンと来ます」などと集客をおこない、営業成績をあげるような取り組みはおこなうべきではありません。平和的な文化活動による集客を検討すべきです。浜松市の中心部で公然と兵器を展示し体験させるという軍事宣伝の活動は自粛すべきであり、ザザシティ側は共催してはなりません。

 私たちは軍都と空襲の歴史的体験をふまえ、平和主義の憲法の精神に立ち、ザザシティ浜松による市内での軍事化と軍事宣伝への加担に強く抗議し、このフェスティバルの中止をここに求めます。

 

防衛大臣様

自衛隊静岡地方協力本部浜松出張所様                   2010年12月2日 

                                    NO!AWACSの会

                                    人権平和・浜松 

                         

「自衛隊フェスティバルinZAZA」開催の中止を求める要請書

 2010年12月4日から5日にかけてザザシティ浜松の中央広場などでザザシティ浜松と自衛隊(静岡地方協力本部)の共催で「自衛隊フェスティバルinZAZA」が開催されようとしています。私たちはこのフェスティバルの中止を求めます。

 このフェスティバルは昨年に続き2回目のものですが、その内容は、中央広場に装甲車両や砲を持つ偵察警戒車両などを展示し、炊き出しや迷彩服の試着・写真撮影をおこない、セントラルコートでパネル展や隊員募集をおこなうというものです。これは、ザザシティの営業部長によれば、自衛隊側のPR活動のためのイベント要請をうけて、ザザシティ側が自衛隊にPRの場を提供し、ザザシティへの集客のためのイベントとして設定されたものです。

 浜松は軍都としての歴史をもち、陸軍爆撃の拠点となり、軍需工業も盛んになるなかで、1945年の浜松への米軍による空襲ではザザシティ周辺も大きな被害を受け、多くの市民が殺傷されました。戦後、新憲法の平和主義のもと、1967年には松菱百貨店での自衛隊展には抗議の声もあがりました。近年では浜松基地からもイラクへ派兵されるなど、自衛隊の海外派兵がおこなわれ、新防衛大綱では新たな軍隊としての強化が狙われるに至っています。今回の広報活動はこのような軍隊としての強化をすすめる自衛隊のあらたな広報活動の一環であると考えます。

 今回展示される87式偵察警戒車は砲を持つものであり、走行車輪をキャタピラにかえれば戦車のようなものです。そのような軍用車両を市内の中心部に配置し、軍事を宣伝するような取り組みはおこなうべきではありません。自衛隊側は、浜松市の中心部で公然と兵器を展示し体験させるという軍事宣伝の活動は自粛すべきです。

 私たちは軍都と空襲の歴史的体験をふまえ、平和主義の憲法の精神に立ち、自衛隊による市内の軍事化と軍事宣伝に強く抗議し、このフェスティバルの中止をここに求めます。