2・11 子どもの未来のためにガレキ処理を考える島田集会

 

2月11日夜、島田市で山本太郎さんらを招いて島田市へのガレキ搬入処理に反対する集会がもたれ、200人が参加した。2月16日には試験処理用ガレキ4トンが搬入されるという状況下、多くの市民が詰めかけ、熱気のある集会だった。

集会では次のような発言が相次いだ。

静岡県の島田は汚染が少ない。その島田に汚染ガレキを持ってくる必要はない。汚染のない自治体で燃やせば汚染が拡大する、バグフィルターで放射性物質は取り除けると宣伝されているが、信用はできない。このガレキ処理は細野大臣がすすめ、それを産廃業の島田市長が引き受けているが、その結果は汚染の拡大となる。反対する市民を左翼系やくざ、血も涙もない人とか言って公然と非難している。島田はガレキ処理問題の最前線となり、世界が注目している。その中でNO!の行動が求められている。ガレキよりも命が大切。放射能物質は動かさないというのが原則。それを島田で受け入れる。所詮はガレキの利権であり、金のための行動にすぎない。国のやっていることはめちゃくちゃで、すべては金のため、そのなかで国民は切り捨てられている。3.11以後生き方が変わった、勇気をもって、今立ち上がるときだ。本気でやらないと終わりだ。

政治によって大地が汚染され、命が侵され、未来も奪われるという状況の中で、既存の政派をこえて、人々が立ちあがり始めること。そこに希望がある。  (T)