2013年7月24日ピースサイクルが浜岡原発へと以下の要請をおこなった。要請は、ピースサイクル神奈川、、人権平和・浜松、 ピースサイクル浜松の3団体。
中電の広報担当は、最初は、回答は要していないと言いつつも、市民の質問に広報として答えてほしいと求めると、すらすらと、話はじめた。これに対し、要請団は、6000体をこえる燃料棒保管の問題点、H断層の危険性、津波でではなく、地震による事故の危険性について指摘し、
即刻の廃炉を求めた。今回は、原子力館の待合室での問答となった。ピースサイクル全国実行委員会は、中電の対応は東京電力以下と抗議した。

浜岡原発に関する質問及び廃炉を求める申入れ書

 

浜岡原発が停止して2年以上が経過している現在、中部電力の考えを説明されたい。

 

1、活断層について

東海地震とは別の新たな活断層(原発より東方2キロの白羽地区)の発見で、ますます想定外の地震被害が起きるのではないのか?

 

2、津波対策の防波堤をつくる前に、6,000体の使用済み燃料棒の安全管理体制(乾式貯蔵施設など)を急ぐべきではないのか?

 

3、川勝知事の再稼働に際しては、住民投票を行うや周辺自治体の永久停止などの決議について、中部電力は、どう考えているのか?

 

浜岡原発の廃炉を求める申入れ事項

 

1, 中部電力は、浜岡原子力発電所を、直ちに無条件に、廃炉にすること。

 

2, 中部電力は、廃炉後もつづく使用済み燃料棒の崩壊熱による放射能災害を防ぐ対策を早急に講じること。

 

3, 中部電力は、浜岡原発が廃炉になっても、電力不足は全く生じない事実を広く市民に知らせること。

 

4, 中部電力は、東京電力に対して福島原発事故の被災者補償を真摯に行うよう、働きかけること。