8.2425 再稼働阻止・全国相談会」再稼働阻止全国ネットワーク

 8・9浜松金曜行動

2013年8月24日、25日に再稼働阻止全国ネットワークの主催で再稼働阻止・全国相談会が開催され、100人が参加した。川内、玄海、伊方、福井、志賀、島根、浜岡、福島、大間、泊、刈羽、経産省テントなど全国の仲間が参加して、再稼働阻止に向けて何をすべきかを議論した。

201211月の再稼働阻止全国ネットワーク結成以後、ネットは今年の6月・7月には伊方、大飯、泊、川内での交流会を実行し、7月の再稼働申請に対しては規制委員会への抗議行動を展開した。

安倍政権が原発再稼働と原発輸出をすすめるなかで、再稼働申請がなされてはいるが、全国各地で再稼働反対の動きが形成されている。この9月には大飯が停止し、再度、50基の原発の稼働がないという状況が生まれる。一方再稼働申請が出されている。原発の稼働をどう阻止していくのかが問われているわけである。

討論会では、以下のような形で行動の集約がなされた(たんぽぽ舎の通信を要約)。

1、再稼働阻止のために現地へと全国から集結する。
2、再稼働より汚染水対策が問題である。福島第1の汚染水問題を政府・東電に訴え、規制委に対しては事故隠しを追及し、再稼働どころでないことを示す。
3、福島の現状を示す各地で運動を作りながら、再稼働を阻止する。
4、泉田知事の激励葉書や原発現地用の葉書を作成して多くの方に投函してもらう。  
5、30km圏内自治体への働きかけを強める。「周辺」自治体には補助金は落ちないが、放射能は及ぶ。
6全国で開催される原子力防災訓練に参加し、実態を確認し、避難の非現実性を訴える。

そのほかにも多くの意見が出された。相談会では、全ての原発を廃炉にするために再稼働阻止の行動に取り組む決意が示され、現地を軸に全国的に闘うという視点が重視されていた。現地にはそれぞれの思いと語りがあるが、東京での議論はそれを分かちあうというよりは、弁舌が中心になる。ともあれ、原発50年の歴史を転換できるか否かの情勢にある。地域での反原発の運動を強めよう。 (T