12・7浜松憲法9条の会・石川康宏講演
  「いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう」
 
 2013年12月7日浜松市内で、石川康宏講演会「いまこそ、憲法どおりの日本をつくろう」がもたれ、
90人が参加した。石川さんは次のように話した。
 秘密保護法は違憲の法律であり、社会的な危機のなかで、国民の運動も継続されている。自
民党は2012年の綱領改正以後、右翼政党に転換し、改憲を前面に出してきた。その改憲の内
容は天皇を戴くという天皇主義、アメリカとともに戦争をし、総理を国防軍の最高指揮官とする戦
争態勢、公的秩序を口実とした国民の権利の制限などである。
 このような安倍政権はアジア市場の安定と利潤追求を求めるアメリカや財界とはズレがある。
見限りやすい性格であり、暴走の果てに沈む可能性がある。反自民の票の動きは確実にあり、
アメリカへの従属、過去の反省のない歴史認識、財界の主導での国民生活無視の現状を変えて
いく政治的な受け皿が必要だ。
 いまは、この国を作り直す分岐点にあるのであり、2016年の衆参選挙を見据えての活動がもと
められる。