3・8原発NO!浜松集会・デモ
2015年3月8日、浜松駅前で、3・8原発NO!浜松集会・デモがもたれ、200人が参加した(主催・実行委員会)。集会では、浜松金曜アクションのバンド、めでたバンド、浜北のシンガー、NO!NO!BANDなどが演奏した。
その合間に、浜松・袋井などの市民団体、原発裁判、袴田事件、地区労連、郵政ユニオンなどがアピールし、作家による赤い笹舟の説明、記者(社会新報)や医師(診療所)の発言、僧侶の読経などもあった。
デモの先頭は赤い笹舟であり、このオブジェは戦争や原発事故による死者の魂と怒り・哀しみを表象するものである。そのあとを金曜アクションのバンドが歌い、コールと共に歩いた。
原発再稼働反対!原発廃炉!浜岡原発反対!NO!NUKES、NO!WARの声が浜松の街にこだました。
以下は集会アピール。
NO!NUKES NO!WAR 浜岡原発再稼働反対! 3・8原発NO!浜松集会アピール
3・11福島原発事故から4年、いまもこの事故の真相は究明できていません。事故は収束せず、放射能汚染が続いています。この事故の責任はとられることもなく、子どもたちの健康被害への救済もおこなわれていません。さらに、原発を再稼働し、原発を輸出しようとしています。
政府は、過去の侵略や植民地支配での事実を隠し、憲法の立憲主義や平和主義を踏みにじり、憲法を変えて、戦争をする国づくりをめざしています。株高や円安を導いて好況を演出し、政権の支持率を高めていますが、格差は広がるばかりです。そのなか、行政権力を強め、メディアを統制し、原発再稼働に向けて安全宣伝をくりかえしています。
この集会会場にある「市民の木」は、浜松大空襲の戦禍を生きのびた木です。その木は、生命・平和・環境への思いを象徴するものです。原発事故による放射能汚染は、生命・自由・財産・社会などあらゆる権利を破壊します。戦争も同様です。いまこそ、生命・平和・環境への思いを共有し、核や戦争のない社会にむけて歩んでいきましょう。
わたしたちは、この木の下で、平和で豊かな環境のなか、生命が大切にされる社会の実現を呼びかけます。浜岡原発をはじめ原発の再稼働に反対し、全ての原発の廃止を訴えます。憲法を変えて、戦争をしようとする動きに、断固として反対する意思を示します。
2015年3月8日
NO!NUKES NO!WAR 浜岡原発再稼働反対! 3・8原発NO!浜松集会参加者一同