5・2浜松憲法集会 千葉眞「安倍政権の〈積極的平和主義〉批判」

 

2015年5月2日、浜松で憲法集会がもたれ、180人が参加した。集会では、千葉眞さんが「8月革命70周年を迎えて、安倍政権の〈積極的平和主義〉を批判する」という題で話した。

千葉さんは、1945年8月を神権主義から国民主権主義への体制変革がなされたという意味で8月革命とし、政治革命・社会革命の起点であるとした。現在の安倍政権の動きをこの8月革命への反動、反革命とすることができる。

また、安倍政権の「積極的平和主義」は軍事同盟による抑止力強化であり、安倍首相の表現はデマゴギーに近いとした。他方、憲法の徹底的平和主義は厭戦主義、反戦主義、非武装平和主義、非戦主義、非暴力主義、戦争廃絶平和主義などが合流したものであり、今日的な意義をもつものとした。

そして、憲法の平和主義は非戦型安全保障であり、非戦による平和構築と和解をすすめることを呼びかけた。               (T)