7.25ピースサイクル浜松基地要請行動
7月25日、ピースサイクルによる浜松基地要請行動が取り組まれた。自転車で平和を訴えながら、14時に浜松基地前に到着。要請書を手渡した。前日には浜岡原発で原発反対をアピールした。
以下は要請書。
日本国首相様 防衛大臣様 浜松基地司令様
(前略)
7月16日、衆院で与党などは「国際平和支援法案」と自衛隊法など10本の法律を一括した「平和安全法制整備法案」を強行採決しました。わたしたちはこれらの法案の強行採決に強く抗議し、安倍首相には法案の白紙撤回を求めます。
政府は、集団的自衛権の行使を認め、臨戦指針(新ガイドライン)改定をおこない、実際に戦争ができるように安保法制をすすめています。それは、立憲主義の精神、憲法の平和主義、議会での議論、市民の意向などを無視した行為であり、許されないものです。戦争法案は、あらたな日本軍が、海外で人を殺し、自らも殺されるという道を選ぶという法案です。そのような戦争への道を選んではいけません。わたしたちは、この法案を、いますぐ撤回することを求めます。
強行採決翌日の新聞では、自衛官や家族からも「安倍晋三首相は命を軽く見ている」「戦死するぐらいなら転職してほしい」「自衛隊が海外に出向く根拠が明確になり賛成の人もいるが、ごく一部。大きな声では言えないが、職場の圧倒的多数は反対です。大規模災害時や、日本に攻めてきた敵から国民を守るためなら必死になるが、アメリカのために積極的に命を投げ出せるかといえば『NO』が本音です」と、不安や反対の声が相次いだと報道されました。
(中略)
浜松基地は、98年のAWACSの配備以降、早朝や深夜の離発着訓練などをおこない、基地周辺の騒音被害や事故の危険性は増大し、住民の不安と怒りは渦巻いています。
私たちは平和を願うものとして、浜松が再び戦争と派兵の拠点となっていることを憂慮し、浜松が生命を大切にする地域となり、平和の拠点となっていくことを願います。私たちはここに平和への思いをもって以下を要請します。
記
1AWACSを撤去すること
2PAC3を撤去すること
3夜間飛行訓練を中止し、静かな夜を市民に返すこと
4市民運動への監視を中止すること
5防衛省は人権侵害・隠ぺい体質を改めること
6オスプレイの浜松基地への着陸・配備をおこなわないこと
7国際平和支援法案と平和安全法制整備法案を白紙撤回すること。
2015年7月25日 ◎ピースサイクル浜松◎NO!AWACSの会浜松