2015・8・15 浜松憲法9条の会半田滋講演会
8月15日、浜松で半田滋講演会「集団的自衛権で日本を滅ぼしていいのか」
がもたれ、230人が参加し、集会後、浜松駅まで行進した。
集会で半田さんは、憲法学者や元法制局長官らがみな、安保法案を違憲としている一方で安倍の側近が法的安定性を無視したり、戦争に行かないとする主張を利己主義などと放言している現実を紹介した。また、もともとアメリカに評価が低かった安倍が、TPPとガイドライン改定で、農業と自衛隊員をアメリカに引き出す形で、評価を高める動きをとってきた経過を示した。
さらに、安部政権による憲法改定に向かう動きを説明し、安保法案の問題点を示した。そして、今後、アメリカの要請で、イスラム国への攻撃の燃料補給の後方支援に組み込まれる危険性を指摘した。
最後に、イラク戦争やジブチでの自衛隊の写真が紹介された。洋上給油、サマワの基地の姿、サマワでの目立つ緑の迷彩服の自衛官、C130,フレアを出すC130,ジブチでの迷彩服の自衛官などの写真が紹介された。
浜松基地からも空自隊員がイラク(クウェート)に派兵された。名古屋高裁判決でC130による米兵輸送が憲法違反とされたが、広報では、国連職員を運ぶとされていた。実態は隠されていた。今もその検証は十分になされていない。そのこともあり、バグダッド上空で着陸の際フレアをだしているC130の写真が印象に残った。
集会後、会場の地域情報センターから浜松駅までデモ行進をおこなった。最後に、駅前で、9条を守ろう!戦争法案反対!をコールした。