LOVE&PEACE MUSIC 第2回
2015年8月22日、LOVE&PEACE MUSICパレード(第2回)が浜松市内でもたれ、400人ほどが、参加した。
集会では、バンド演奏や子どものダンス、弁護士やママの会のアピールがなされた。アピールは、現在、国会で審議されている安保法制が戦争に向かうものであり、反対の意思を示すものだった。
集会後、ドラミングを先頭に、武力ではなく、対話を求めるコールをしながら、街を歩いた。3人の子を連れた母親は、ピールマークを指で示して通り過ぎる人々に、戦争法案反対の意志表示をしていた。
NO!NO!BANDも集会に参加し、「命の海に杭は打たせない」を歌い。戦争法案NO!、集まった仲間の未来にYES!、そして、心に杭は打たせないと呼びかけた。
国家の危機のなかで、政治権力は 「平和」を語って、戦争を仕掛けている。そのような時代への対抗において、「平和がいい」だけではなく、その内実が問われる。
国家の動向や平和の概念の捉えなおしは欠かせない。人びとのつながりを強めることは必要である。「右でも左でもない」と存在規定したい気持ちは理解できる。が、そのような規定のなかで、戦争反対の表現を自己規制してはならない。自己規制は戦争国家に対抗する力を強めることにはならないだろう。 (T)