2・27 中島飛行機掛川地下工場フィールドワーク
2016年2月27日、名古屋周辺の在日朝鮮人大学生15人が、 中島飛行機掛川地下工場の現地調査をおこなった。一行は、原谷駅から本郷の地下壕跡、共同墓地の追悼碑などをみた。
旧二俣線の原谷駅は1935年の建築物であるが、鉄道工事には朝鮮人労働者も多かった。1945年春からは中島飛行機の地下工場工事がはじまり、全国から2000人という朝鮮人がこの一帯に強制動員されてきた。無縁となった人もいた。掘削途中の地下壕の奥には、70年前のツルハシの跡が鮮明に残っていた。歴史の継承・保存が求められる。