伊藤孝司講演会

2016924日、静岡市内で、朝鮮学校友の会の主催で、ジャーナリストの伊藤孝司さんの講演会がもたれた。

伊藤さんは撮影写真を示しながら、日本軍性奴隷制問題の経過、朝鮮北部での取材経過、朝鮮の現在の順に話をすすめた。伊藤さんは、「慰安婦」問題は、日本の植民地支配の本質を示すものであり、それにどう向き合うのかが問われるとし、事実を明らかにし、国家として明確な謝罪が必要であると強調した。また、事実が風化する中、被害者の証言をどう伝えていくが課題とし、自身が計画する被害者証言者プロジェクトを紹介した。さらに朝鮮の現状では、人道支援を通じて対話の契機とすることや、米朝間での平和協定締結の重要性を指摘した。

 

提示された一枚一枚の写真は興味深いものだった。自己の正当化と刹那に生き、歴史の真実に関心を持てなければ、未来を失う。                 (t)