戦争法の廃止を!
2015年の戦争法制定の動きに対し、浜松では6月に市民有志で、つくるな戦争法浜松行動を立ちあげ、デモをおこない、毎日9日の浜松駅前での9デー行動(スタンディング)に取り組んできた。
戦争法制定後は、なくそう戦争法!浜松行動の形で9デー行動を続け、メンバー有志は毎日、駅前で11時からのスタンディングを始めた。
浜松では、戦争法制定の動きが強まった2015年8月、戦争させない9条壊すな!総がかり行動浜松実行委員会の活動が呼びかけられた。
8月30日には国会前行動に呼応して700人が浜松の集会・デモに参加した。9月、総がかり行動浜松実行委の呼びかけで浜松駅前集会がもたれ、連日、一〇〇人ほどが参加して戦争法反対を訴えた。
この浜松での総がかり行動を広範なものにするために、2016年2月、浜松を中心に60人ほどの市民が呼びかけ人となり、戦争させない9条壊すな!浜松総がかり行動を再度、たちあげた。
以来、毎月の19日の宣伝行動、情勢に応じての集会・デモに取り組んできた。集会では、民進党、社民党、共産党、生活の党などの政党関係者、妙法寺、キリスト者、弁護士、浜松憲法9条の会、浜松市憲法を守る会、西部地区労連、遠州連帯ユニオン、金曜行動、浜松ママの会、新婦人、1000人委員会などさまざまな団体の関係者が発言してきた。
2017年に入り、1月9日、なくそう戦争法!浜松行動による浜松駅前での9デー行動が取り組まれた。沖縄での基地阻止の闘いの映画会や、沖縄現地行動のへの参加とその報告会も続けている。
1月19日には浜松総がかり行動による19日行動が取り組まれ、戦争法の廃止を!南スーダンから撤退を!の訴えがなされた。
浜松総がかり行動は3月19日に集会とデモを企画している(クリエート浜松13時30分開始・講師高田健、15時30分から駅までデモ)。
市民有志による毎週金曜18時30分からの浜松駅前の反原発金曜行動、浜松駅前での毎日11時からの戦争法反対スタンディングも継続している。見かけたら、ぜひ共に声をあげてください。
1・9 なくそう戦争法・9デー行動
2016年1月9日、浜松駅前でなくそう戦争法9デー行動をおこなった。この日は休日であり、毎日11時からおこなわれている戦争法反対駅前スタンディングの仲間とともに戦争法NO!を訴えた。15人が参加した。
以下、参加者へのインタビュー。
〇毎日スタンディングに出ます。あきらめないこと、それが大切。1月25日(水曜)には500回めになります。
〇声をあげることをあきらめた時に本当の危機が生まれるという。だからここに来た。
〇自らの戦争の罪を認めず、謝らず、カネを渡し、何も言うなというやり口。戦争であったことを一生忘れないことが大切なのに、安倍は戦争を肯定し、嘘をついても平気。無関心ほど、怖ろしいものはない。恥ずかしい。声をあげよう。
〇謝りもしないで10億円を渡すことが人びとを侮辱していることがわからないのだろうか。学ぶべきことを学ばず、教えるべきことを教えていない。
〇今年は韓国の水曜集会に参加したい。大使館前の少女像の撤去を言う前に、日本政府はやるべきことをすべき。
〇劣化してきている。全体的な状況を考えることなく、その日暮らしの人が増えた。くだらないTVをみて、友と遊ぶだけの暮らし。何かを変えようとする機会もない。
〇短期的には高江の映画会をやる。そして自民党の3分の2の勢力をかえ、野党政権にしたい。
〇アニメがはやるが、行動につながっていない。ヒューマンな映像が作られているが、現実の問題には関わらない。過去の戦争は悪いと言っても、今すすんでいる戦争を止める行動をしようとしない。
〇植民地支配のなかで、体を痛め、心を痛めて生きた人びとの気持ちを汲みたい。その傷をみつめたい。
〇あきらめない。それしかない。
〇3日前の反原発の駅前金曜行動に高校生のグループが参加し、原発反対!僕らの未来のためにありがとう!などと数人が発言した。継続は力。
〇父は日中戦争で呉淞上陸に動員され、中国人をたくさん殺した。わたしは甲府で1945年7月に空襲で火のなかを逃げ回った。もう戦争は繰り返させない。
スタンディングの後、浜松市内で「高江 森は泣いている2」の上映会を持った。上映会には30人ほどが参加した。上映後、12月の沖縄での現地行動の報告が映像とともにおこなわれた。