11・3 浜岡原発地質調査フィールドワーク

 2017113日、浜岡原発の再稼働を許さない静岡県ネットワークの主催で、塩坂邦雄さんを講師に、浜岡原発周辺の地質調査フィールワークがもたれ、60人が参加した。 

 フィールドワークでは、1御前崎海岸の南北、東西の断層、御前崎中学横の白羽断層、浜岡原発北の佐倉の断層、比木の8万年前の火山灰層などを見学した。

 御前崎海岸ではプレートの圧力でX型に割れた岩盤や浜岡原発の下にもあるH断層と同じ方向に走る断層を見学した。白羽断層では中学の壁のように南北に断層が走っている姿を見ることができた。

浜岡原発北では断層の露頭があり、その断層が原発にまで続いていることが想像できた。その断層面にはシュードタキライトという断層画でできた時の摩擦熱1800度による融解部分、断層形成にともない鉄分の赤い線が出た部分などがあった。

 

中電は原発建設にあたり、敷地内の東西のH断層の存在は指摘したが、南北に走る断層については示さなかった。今回のフィールドワークでは南北にある断層の存在を知ることができた。 

                          (t)