20181沖縄報告

    8回のごぼう抜きと名護市長選総決起大会

 

 1月22日から3日間、辺野古のキャンプシュワッブ前の行動に参加した。工事用ゲートから13回、計300台余りのダンプやトレーラーで資材が連日搬入されている。現地では朝8時前から各地から数十人から100人もの人々が集まり資材の搬入を止めようと工事用ゲート前に座り込む。100台ものダンプなどの車列が到着し国道に連なると沖縄県警機動隊が規制に入り、抗議する人々をごぼう抜きにし排除する。これが連日繰り返されている。

非暴力直接行動がこのたたかいの原則だ。排除されても排除されても、ごぼう抜きが繰り返されても人々は歌を歌い、プラカードを掲げスクラムを固め諦めることなく座り込み続ける。

128日告示・24日投票の名護市長選を控え、行動の参加者はやや少なめだが21日の南城市長選の勝利もあって現場に熱気がみなぎっている。22日は現地行動の中心団体、「ヘリ基地反対協」が韓国の「池学淳(チ ハクスン)正義平和賞」を受賞し、その授賞式が韓国からの代表団によってゲートのテント前で行われた。23日の夕方には「稲嶺ススム市長必勝総決起大会」が名護の21世紀の森屋内運動場で開かれた。会場は4000人近くの参加者でいっぱいで辺野古新基地を作らせないため何としても勝ち抜こうという熱気にあふれたすばらしい集まりだった。                    (モ)