第38回2・11思想と信教の自由を守る静岡県西部集会
2018年2月11日、浜松市内で、2・11集会がもたれ、笹川紀勝さん((憲法学者)が「天皇制に向き合う視点とは何か」 の題で話し,130人が参加した。
笹川さんは。戦後改革により、不敬罪が廃止されたことに意義を述べ、明治の自由民権運動での大井憲太郎の思想と行動を再評価した。大井憲太郎は弁護士であり、民選議院設立の建白のころから民権運動に関わり、内部の自由と重視し、朝鮮人を兄弟と呼んで、、主観的ではあるものの、朝鮮の改革を求めた。
笹川さんは、植民地朝鮮での不敬罪の資料を示し、終戦によって天皇制を批判できるようになったとし、主権在民の意義を話した。そして、安倍政権の憲法改悪の動きを批判した。
集会後、浜松駅までピースウオークし、靖国反対・戦争反対を呼びかけた。