8・31 T400移転反対、防衛局要請行動
2018年8月31日、戦争させない9条壊すな浜松総がかり行動は南関東防衛局浜松事務所にT400移転反対の要請をおこなった。要請では、軍拡による平和的生存権侵害と騒音増加による生活権侵害を指摘し、移転の中止を求めた。
以下要請書
2018年8月31日
防衛省南関東防衛局長 様
美保基地第41飛行教育隊の浜松基地への移転反対に関する申し入れ書
わたしたちは、美保基地第41飛行教育隊の浜松基地への移転に反対しています。また、浜松市長が南関東防衛局に対し、「移転容認」の回答をしたことに強く抗議し、その撤回を求めています。
防衛省による2018年1月から3月にかけての地区説明会には、448人の市民が参加しました。市民からの意見は、「すでに決定しているのでは?」、「訓練区域は遠州灘沖というが、実際には市街地上空も訓練域になっている」、「美保や岩国の基地強化による移転であり、浜松が戦争の枠にとらわれる」、「騒音がやや大きいとかやや静かと書いているが、わざとぼかしているのでは?」、「住民の声を反映させるシステムがほしい」、「訓練が増え、騒音も3割増であり反対だ」、「対策を検討すると書いてあるが、実際にはやらないということでは?」等などで、「移転に賛成」の意見は一人もいませんでした。しかし、浜松市の判断は、地区説明会の市民の意見を受けとめることなく、移転を容認しました。
このように、浜松市民の総意としての「移転」ではなく、そこでわたしたちは以下の申し入れをします。ついては、9月14日までに書面で回答して下さい。
記
1, 美保基地第41飛行教育隊の浜松基地への移転計画を、即刻中止すること。
2, 2018年5月8日に、浜松市長が南関東防衛局長へ提出している文書では、「市民の安全・安心を確保するための措置を講じるよう」強く要請しているが、いまだに回答がないので、早急に書面で回答すること。
3, 防衛省の地区説明会は、浜松基地周辺の自治会のみであるため、全市民を対象とした公開説明会を早急に開催すること。
以上