1月13日、全国から浜松に集まり、
ストップ水道民営化の声をあげよう
すすむ水道民営化!命の水が危ない!
全国の市民の皆さん!いま、官民連携やコンセッションの名の水道の民営化がねらわれています。コンセッションとは、施設は市村町が所有したまま、経営権を長期間、民間企業に売却する方式です。民営化のひとつの形です。
1980年代からのグローバル化による規制緩和・民営化で、世界各地で水の民営化がすすめられました。しかし、経営の不透明性、料金の値上げ、水質の悪化、企業利益の優先の問題がおきました。
水は人権!水はみんなのもの!水を利潤の対象にするな!の声があがり、世界各地で再公営化がすすんでいます。にもかかわらず、日本政府は、いま、水道民営化をすすめています。
水道民営化の突破口・
浜松の水道民営化(コンセッション)
浜松市は政府の動きに応じて、日本で初めて、2018年4月から下水道のコンセッションをはじめました。下水道の経営はフランスのヴェオリアの日本法人など6社による特別目的会社がおこなっています。
さらに浜松市は上水道のコンセッション導入をねらっています。水道民営化反対!の声があがると、2018年夏に、浜松市はホームページにQ&Aをたちあげ、コンセッションは完全民営化ではなく「運営委託方式」、世界で民営化の契約や継続も多い、競争性は担保されるなどとごまかしの宣伝をはじめました。
民営化は水問題の解決策ではない!
コンセッションを導入しようとする側は、日本の上下水道の資産規模や上下水道収入を試算し、参入して利潤をあげようとしています。そのため、水施設の老朽化、水道職員の減少、水需要の減少などの問題が、コンセッション導入ですべて解消するかのような事業費の削減図を示しています。
しかし、民営化でさらに水道職員が減らされ、現場管理力が失われる、企業秘密の壁ができ、情報が不透明になるなどさまざまな問題がおきます。水道料金からは法人税、役員報酬、株主配当などが支払われることにもなります。
民営化は水をめぐる問題の解決策ではないのです。水は人権であり、自治によるべきです。民営化するのではなく、公営を維持すべきです。
市民の皆さん!水は共有財産であり、命のみなもとです。
わたしたち水道民営化を止めたいと考え、全国のつどいを企画しました。
力をあわせ、浜松をはじめ全国の水道民営化の動きを止めましょう!
ストップ水道民営化の声を全国に発信しましょう!
1・13は浜松市福祉交流センターに集まりましょう!
「1・13命の水を守る全国のつどい・浜松」実行委員会