2018年12月10日、オスプレイが浜松基地に飛来・抗議文提出
2018年12月11日
日本国首相様 NO!AWACSの会
浜松基地司令様 人権平和・浜松
浜松基地への米軍オスプレイ着陸に抗議する要請書
2018年12月10日、米軍横田基地所属のオスプレイ2機が航空自衛隊浜松基地に着陸し、給油ののち離陸した。
米軍は沖縄へのオスプレイ配備に続き、2018年には東京の横田基地にオスプレイを配備した。また、岩国基地は東アジア最大の米軍航空基地へと強化され、訓練も強化されている。そのなか、12月6日、高知県沖での夜間の空中給油訓練中、岩国基地のKC130空中給油機とFA18が接触し、墜落するという事故が起きた。今回の浜松へのオスプレイの飛来はその救援活動の一環である。
岩国基地の強化は、空自美保基地への空中給油機の配備という基地の強化を生み、2017年には、浜松基地への美保の教育部隊の移転通告をもたらした。また、岩国基地の強化と横田基地へのオスプレイ配備により、浜松基地へのオスプレイの離着陸が増加しかねない状況である。
しかも米軍は離発着において、飛行ルートやオスプレイの運用状況などを示さない。これが2015年の日米安保新ガイドライン改定以後の、日本全土を軍事基地として運用するという動きの実態である。オスプレイは欠陥機とされ、墜落事故も多い。そのような機体は、浜松基地に飛来すべきではない。浜松基地は市街地にあり、きわめて危険である。
わたしたちは、今回の浜松基地への米軍オスプレイ着陸に強く抗議するとともに、基地の軍拡や浜松基地のオスプレイ中継拠点化の動きに反対する。以上要請する。