12.9奈須りえ講演「住民自治で点検したい民営化」
2018年12月9日、奈須りえさんの講演会がもたれ、40人ほどが参加した。
奈須さんは水道の民営化問題をつぎのようにまとめた。
水道だけでなく、公共分野で民営化がすすんでいる。しかし、民営化しても安くはならない.、多くは人件費が削られることになる。民営化すれば、見えなくなっていく。企業内部の情報は隠される。PFI法改正により、上限が設定されれば、そこまでは事業者が値段を決めれるようになった。それは、議会が関与でき欠くなったということであり、自分たちで決められなくなった。
また、グローバル企業が参入し、規模が大きくなった。利益がタックスヘイブンに流れることもある。公民連携がすすめられ、わたしたちの税金が企業の利益になるように仕組まれている。公共分野への民間投資をすすめ、水までも利権の対象とされている。それは「流血なき戦争状況」とみることもできる。