5・1異議あり天皇即位日・静岡行動

 2019年5月1日、静岡市内で一億総祝いに異議あり!天皇即位抗議集会とデモがもたれ、40人ほどが参加した。
 集会では弁護士の藤森克美さんが、天皇の訪問や慰霊が格差や分断を覆い隠し、融和させ、行動を封じ込める役割を果たし、政権の政策を貫徹させるものになっていると指摘した。この指摘は、憲法の価値と整合しない天皇制がもつ公的行為の政治性を問うものだった。
 討論では、公的行為を違憲とする考えが少数となっている、天皇制そのものが政治であり、インチキである、制度の暴力性が隠蔽され、メディアの宣伝がすすんでいる、天皇制が無くならない限り、アジアの戦争責任を問う声がきえないのでは、などさまざまな意見が出された。

 集会後、20人ほどで、天皇いらない、元号いらない、天皇賛美は主権の侵害などのコールとともに静岡駅前まで、デモをおこなった。