6.28 室田元美「土地の記憶の継承」
2019年6月28日、浜松市内で、ルポライターの室田元美さんを囲んで「土地の記憶の継承」をテーマに座談会がもたれた。
室田さんは近著「土地の記憶」(社会評論社)での取材をもとに、戦時の強制労働の現場を現代にどのように伝え、平和の教訓としていくのかをテーマに、取材でのエピソードをふまえて話した。
「土地の記憶」では、端島、大江山、平岡、浅川、名古屋、常磐、柳本、沖縄、土肥ほか各地を歩き、強制労働や戦争の史跡の調査をしながら、若い世代に平和の思いを伝える活動を紹介している。
室田さんの問題提起ののち、、季刊社会運動に室田さんのルポを掲載している編集部の橋本さんの発言を受け、参加者は反戦平和・憲法改悪反対などのテーマをどう継承するのかについて論議を交した。充実したブックトークの時間だった。
(T)、