8・10 平和の灯を!ヤスクニの闇へキャンドル行動

 2019年8月10日、「今、ヤスクニと植民地責任」をテーマに、反ヤスクニキャンドル行動が取り組まれた。300人が参加した。


 
 集会では、ヤスクニと植民地責任、なぜ加害者が被害者ヅラできるのかと題して、つぎのような問題提起がなされた。
○以前、韓国・台湾の死者の靖国合祀を止めなければ、日本の戦後処理は終わらない。物質主義で主義で神経がマヒしているといわれたが、その批判を受けとめたい。
○ヤスクニは反省なき植民地主義を示している。植民地主義は反復され、安倍は植民地主義を正当化している。
○大法院判決は強制動員を反人道的不法行為とし、企業への賠償を命じたが、日本社会への攻撃ではない。解決されていない強制動員問題の解決の機会とすべきである。
○植民地支配は合法、強制労働は無かった、請求権協定で解決済みと認識の上に、大法院判決を国際法違反と宣伝し、日本を被害者のようにみなしている。そこに問題がある。
○大法院判決への日本政府の介入を止めさせ、企業と被害者の協議をすすめさせるとと共に包括的な解決が必要。
○戦時性暴力の視点だけでなく、植民地支配責任を果たす視点で慰安婦問題をとらえることが必要である。
○被害者抜きの解決はありえない。

 集会後、デモがおこなわれた。時折、右翼が介入を図ったが、ヤスクニNO!戦争NO!安倍政治NO!を訴えて歩いた。集会前には日韓の学生による徴用工問題の討論会がもたれた。