2・22中島飛行機掛川地下工場フィールドワーク

 2020年2月22日、中島飛行機掛川地下工場のフィールドワークがもたれた。10人ほどのの在日コリアンの学生が参加した。
 この地下工場は掛川市原谷にあり、1945年に建設された。エンジンを製造していた中島飛行機浜松工場の疎開先である。この一帯に地下壕が100か所以上が掘削され、工事には2000人の朝鮮人が強制動員された。今も、地下壕が残る。
 フィールドワークでは、旧二俣線の原谷駅を起点に、本郷地区の地下壕に入り、当時の労働の跡を追体験した。また、追悼碑を見学して、無縁の歴史と今後の日韓の友好について思いを馳せた。

 学生の感想、
現場を歩き歴史を知ることができた。70年前の歴史と今がつながっていることを考えた。過去なしで今はない。いまも過去も歴史の否定があり、つながっている。母の実家が近くにあり、この墓地には墓がある。