２０２０．３・１１いらない原発！浜松集会

2020年3月11日、浜松駅前で、３・１１いらない原発！浜松集会がもたれ、60人が参加した。
集会では、浜松の反原発金曜行動に参加するメンバーを中心に、スピーチと歌が唄われた。参加者は、福島事故は収束していない、常磐線をつなげて、復興をアピールしているが、汚染が亡くなってはいない。原発そのものが問題だ。オリンピックの聖火を東北からはじめようとしているが、ごまかしだ。浜岡原発の再稼働の反対しよう。中電のマスコミへの宣伝は大問題、などさまざまに発言し、福島第1原発事故から9年の現在に立ち、復興・帰還と放射能安全神話の宣伝にＮＯ！の声をあげた。集会アピールの採択の後、駅周辺を「原発いらない！」「再稼働反対！」「浜岡原発いますぐ廃炉！」などのコールをあげて歩いた。




3・11いらない原発浜松集会アピール

 

　福島第1原発事故から9年、その事故の原因もあきらかにされず、その責任もとられていない。事故は収束せず、深刻な放射能汚染あるにもかかわらず、復興や帰還が宣伝されている。安倍政府は汚染水がコントロールされているとウソをつき、オリンピックを誘致した。電力会社は原発の再稼働にやっきとなり、新たな原発の安全神話をたれ流している。　

　中部電力も、浜岡3・4号機の再稼働にむけて、政府・規制委員会に再稼働を申請し、莫大な費用を投じて防潮壁をつくり、メディアを使い安全を宣伝している。だが、大地震の震源の上にある浜岡原発の再稼働は、大事故につながる可能性が高い。中電に市民の生存と社会を奪う権利はない。再稼働は、許されるものではない。わたしたちは、中部電力に、以下を求める。

　

１　浜岡原発3・4号機の再稼働申請を撤回し、廃炉を決定すること

２　原発の安全を宣伝する新聞広告や原子力講演会を中止すること

３　再稼働にむけての静岡県や周辺市町村に対する懐柔工作を中止すること

４　浜岡原発の使用済み核燃料プールの耐震補強工事をすすめること

５　浜岡1・2号機廃炉での拙速な工事を中止し放射能で周辺を汚染しないこと

６　浜岡町や佐倉地区対策協議会に渡した裏金すべてを公表すること

７　電源開発では、原発ではなく他の自然エネルギーへの転換をすすめること

 

 

　　　　　　　　2020年3月11日　いらない原発浜松集会参加者一同