12・4 浜松・憲法9条の会 塩沢忠和講演
2021年12月4日、浜松・憲法9条の会の主催で集会がもたれ、60人が参加した。集会では塩沢忠和さんが「総選挙後の改憲にどう立ち向かうべきか」という題で講演した。
塩沢さんは、現状を、衆議院選挙で自民・公明・維新の改憲派が3分の2を握ったこと、自民党第1派閥の安倍派がうまれ、自民と憲法改正推進本部が実現本部と名を変えたこと、その実現本部を日本会議派で固めていること、その中で岸田政権が改憲に前のめりになっているとし、欠陥だらけの改憲手続き法の下での、改憲発議を止めようと訴えた。そして台湾有事の宣伝や敵基地攻撃能力の容認の動きを批判し、平和的手段による解決や武力行使の放棄を規定した東南アジア友好協力条約を示しつつ北東アジアでの非軍事安全保障の道を進むことの大切さを呼びかけた。