5・24ピースサイクル浜岡原発要請
2024年5月24日、ピースサイクルが浜岡原発へと再稼働の断念と永久停止を要請した。
一行は中部電力に対し、巨大地震の震源域の真上にある浜岡原発は地震に耐えられない、防潮堤を25.2メートルにかさ上げしても対応できないだろう、冷却水の取水ができなくなる可能性が高い、避難計画は機能しえない、廃炉事業での労働者被ばくを減らす取り組みが必要だ、具体的な廃炉計画を提示すべきだ、などと意見を表明した。また、浜岡原発の再稼働を断念し、永久停止することを求め、さらに使用済み燃料の安全管理、原発安全CMの取りやめ、住民説明会の開催、再生エネルギーへの転換についても申し入れた。
浜岡3、4号機が稼働したのは1990年前後である。2050年頃には60年を迎える。あと25年である。中電管内では原発は芦浜、珠洲での民衆の反原発の闘いにより浜岡のみである。その闘いは中電に原子力からの転換の地盤を形成した。中部電力は原子力発電に見切りをつけ、廃炉ヘの道をすすめ、再生可能エネルギ-ヘの転換への決断をすべきときだ。 (t)