6・6戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワーク政府交渉

 

2025年6月6日、戦争止めよう!沖縄・西日本ネットワークによる政府交渉が衆議院第1議員会館でもたれ、沖縄・西日本からの参加者も含め、200人ほどが参加した。ネットでは300人が視聴した。

政府交渉は事前の政府への質問・要請書への回答を踏まえた追加質問を中心になされた。その内容は、1 軍事力強化以外の外交努力・民事施設の軍事利用の撤回、2 安保3文書と防衛費増加の問題、3 佐賀へのオスプレイ配備、呉の防衛拠点化と住民説明会の実施、4 長距離ミサイル配備での住民説明・対話、多国間協調、5 軍需産業でのミサイル製造と保管のリスク問題、6 弾薬庫建設での住民説明・保安距離の見直し、7 武力攻撃事態の認定、避難計画の問題、8 空港・港湾・道路の軍事利用に関する住民説明、平和利用などである。

主権者市民の反戦平和の声を聴こうとせず、アメリカ戦略に追随し、この国を戦争への道へと進ませる動きがすすんでいる。東アジアの軍事緊張の原因の一つが日米の軍事共同である。戦争を想定した国家意思が市民の生活を守ることなく進行している。巧みに言葉を操って戦争準備がすすんでいる。この中で市民が戦争反対のネットワークを作り、集いを重ねて、政府交渉をおこなった。

政府側の説明は、官僚答弁であり、AI音声のようだった。人間として戦争準備を止めようとする姿勢のないものだった。それは政府が説明能力を欠く状態であることを示していた。戦争反対の活動の力で政府を変えていくことが求められる。

翌日には「知り、つながり、止める!市民交流集会がもたれた。オンライン合わせて550人ほどが参加した。交渉と集会の模様は以下で視聴できる。   (t)

https://www.youtube.com/watch?v=ydP2bjZuwKI 交渉

https://www.youtube.com/watch?v=8xXYOEaV4_k 集会